【2019・こんぴらさん(金刀比羅宮)へ行く】「旧金比羅大芝居(金丸座)編」

【2019・こんぴらさん(金刀比羅宮)へ行く】「お土産・グルメ編」より続き…。

こんぴらさん参拝を終え、表参道をぶらぶらしてる時、いつも通り過ぎてる「船の科学館」が気になりまして、時間もあったので行ってみる事にしました。

また石段の上り口まで行き、そこから少し上に行った所に横断幕?みたいなものがあります。

ここを左に曲がって行くと「海の科学館」に行けます。

ここからすぐの場所に「船の科学館」がありました。

入ってみようかと思ったんですけど、この先にある「旧金比羅大芝居(金丸座)」へも行ってみたくなり、先にそちらへ行ってみる事にしました。

「海の科学館」から坂道を少し上った所に「旧金比羅大芝居」がありました。

現存する日本最古の芝居小屋なんだそうです。

外観だけ見るなら無料で、近くまで行って写真を撮ってもいいとの事。

中を見学するなら写真の料金が必要です。悩みましたが、せっかくなので中を見学させて頂く事にしました。

受付でチケットを購入し、中へ入ります。ちなみに中も撮影OKとの事でした。

入口はこんな感じで屈んで入らないといけません。

中へ入るとガイドの方が居て、細部まで説明しながら一緒に回って下さいました。これは嬉しい誤算でした!(笑)

こちらが客席。一つの区画?に4人が座るそうです。江戸時代は同じスペースに5人座ってたそうです。

舞台がかなり近くなんですね。これは迫力あるだろうなあ。ちなみに左側には花道があります。

奥の方の席でもこんな感じ。左側に少し見えてるのが花道。

右側に見える客席は、昔は位の高い方が座る席だったそうです。二階の席には皇太子さまも座られて歌舞伎をご覧になったそうです。

花道の途中には「すっぽん」と呼ばれる切穴があります。ここから役者さんがせり上がってくる仕掛けになってるとの事。

ちなみにここでの仕掛けは全て人力で動かしているそうです。凄いな…。

花道の上には「かけすじ」と呼ばれるものがあります。これは役者さんが宙乗りする為の装置との事。歌舞伎は見た事ないんですけど、色んな仕掛けがあって面白そうですね。

天井はこんな風になってまして、「ブドウ棚」と呼ぶそうです。裏方さんがあの上に上がって紙吹雪を散らしたりするそうです。ほんと全部人力なんですね。

舞台から花道を見た所です。てかこんな所まで上がれるなんて凄いです。

ちなみに、左下に見えてる四角い枠は「空井戸」と言い、役者さんがここから出入りしたり早変わり等に使用するそうです。

遂に舞台に立ちました!(笑)

こちらが舞台からの眺めです!客席がこんなに近いんですね。

舞台にも仕掛けがあり、円形になってるのが「廻り舞台」で舞台を回転させる事が出来ます。

「廻り舞台」の中にある四角の切穴は「セリ」と言い、舞台を上下出来る様になっているとの事。こちらも全て人力で動かしています。

舞台から花道の方を見るとこんな感じ。

写真がブレちゃってすいません…。舞台の裏側も見学出来るとの事だったで行ってみました。

後ろはこんな風になってるんですね。

何とこの向こう側にも入れるとの事。楽屋とかがあるらしい。

かなり薄暗い廊下に部屋が並んでました。

こんな風にそれぞれの部屋が決まってるんですね。

あの梯子の上の場所で演奏とかするらしいです。

何と舞台の下にも入れるとの事。舞台や花道の床下を総称して「奈落」と呼ぶそうです。

恐る恐る「奈落」へ下りて行きました。

ちょうど舞台の下辺りでしょうか。

階段みたいなのがある所が「セリ」です。「廻り舞台」も「セリ」もここで全て人力で動かしているとの事。

写真中央辺りにある梯子を上がった場所が「空井戸」。ここから出入りするんですね。

「空井戸」とこの道を使って早変わりを行ったりするそうです。奥に見える階段を上がるとすぐの場所に花道への入口があります。

階段の様なものが見えてる場所に「すっぽん」があり、こちらも人力で動かしています。

こんな所まで見学出来るなんて凄いなあ。しかもガイドさんの説明付きですよ。来てよかったなあと思いました。

「奈落」から上に上がり、すぐの場所に「下足場」と呼ばれる場所があります。昔はここで履物を預かっていたそうです。壁にぶら下がっているのは番号札。

次は二階も見学出来るとの事で行ってみる事に。

二階の観客席。思ってたより広かったです。

二階からの眺めはこんな感じ。こちらで記念撮影をしました(笑)。

「かけすじ」がこんなに近くで見る事が出来ました。

皇太子さまが座られた席に案内して頂けるとの事で行ってみました。

この席から歌舞伎をご覧になったそうですよ。何とこの席に座らせて頂く事が出来ました!めっちゃ感激。

ちなみに眺めはこんな感じ。舞台の全体がよく見えていいですよね。

入る前は少し中を見て終わりかなと思って正直期待してなかったんですけど、ガイドさんの話も楽しくてこんな細部まで見れてめちゃくちゃ感激しました。

ここでいつか歌舞伎を見てみたいねと家族全員で話をした事でした。一回見ると完全にハマりそうだけど(笑)。

一通り見て回った後、「旧金比羅大芝居」を後にしました。

で、表参道へ戻る途中に「海の科学館」の前を当然通る訳なんですけど、「旧金比羅大芝居」で感激してしまって「海の科学館」はもういいやってなってしまい、結局スルーしてしまいました(笑)。

また来年、機会があれば行ってみようかなと…。行かない確率が高いような気もしますが(笑)。

旧金比羅大芝居(金丸座)
住所:香川県仲多度郡琴平町1241
電話番号:0877-73-3846(管理事務所)
開館時間:9:00~17:00(催物開催日は休館となる場合があります。)
※詳細はホームページで確認して下さい。
いっちゃん
これで【2019・こんぴらさん(金刀比羅宮)へ行く】シリーズ?の記事は全て終了。長い間お付き合い頂きありがとうございました!

今回のこんぴらさん記事一覧は下記の通りです。

 

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