【お遍路に行く2】四国八十八箇所第二十一番札所・太龍寺

行ってたのは平成28年4月9日。
お遍路遠征三回目。この日、四つ目のお寺です。

四国八十八箇所 第二十一番札所
舎心山 常住院 太龍寺(しゃしんざん じょうじゅういん たいりゅうじ)

こちらの札所は境内までロープウェイを利用します。ちなみに、二十番札所からロープウェイ乗り場の駐車場までは、車で約30分程度です。

車でも途中までは上がって行ける様ですが、道が狭いのと、途中から山道を2㎞程歩いて行かなくてはならない様なので、ロープウェイを利用した方が無難かと…。

ロープウェイ乗り場は、道の駅「鷲の里」内にあります。チケットを購入し、まずはロープウェイに乗ります!

この日はお遍路さんが多く、ロープウェイ内から外の風景等の写真が撮れず…。

約10分程で山頂駅に到着。全長2,775mは西日本最長だとか。人が多くなければ、ゆっくりと雄大な景色等が楽しめます(笑)。

山頂駅出口からすぐの場所に境内。写真の石段を上がった所が本堂。

一巡目に来た時は本堂が台風で被害を受けて修復中で、仮本堂へ参拝したんですよ。なので今回、初めて本堂へ参拝する事になります。

参拝の前にまずは手水場で心身を清めます。立派な手水場だなあ…。

石段をヒイヒイ言いながら上り(笑)、本堂へ到着。そして参拝しました。

荘厳な雰囲気で、何だか気が引き締まる感じ。山の上のお寺は空気も澄んでて気持ちいいですね。

次は大師堂へ向かいます。本堂から大師堂まではそこそこの距離があります。

参道は整備されてるので歩きやすいです。

修行大師像がある場所で道が分かれてます。

左側の石段の上を上がって行くと多宝塔があります。

右側へ向かうと大師堂があります。

まずは大師堂へ向かいます。その参道途中に…

二十番札所・鶴林寺を望める場所が!あの四角い枠の中に見えるらしい…

一応覗いてみました(笑)。写真では見えずらいんですが、肉眼ではちゃんと鶴林寺を見る事が出来ました。ロープウェイからも見られるので、行った方は両方で見てみましょう!

そして大師堂へ参拝。参拝を終え、そのまま納経所へ向かおうとしたんですが…

やっぱり多宝塔が気になる!(笑)前回来た時は時間の関係もあって近くで見てないんですよ。せっかくなので今回は上まで行ってみる事にしました。

大師堂の方からも上に上がれる様になってたので、そちら側から多宝塔へ向かいました。

近くで見るとなかなかの迫力。まあでも普通の多宝塔でした(笑)。

この後、御朱印を頂きに納経所へ向かいました。

納経所で無事御朱印を頂いた後は、納経所の隣にある持仏堂へ。ここへ来たからにはやっぱり見ておかないと…。

迫力のある龍の天井画が拝観出来るんです。コレを書いた画家は高知県安芸市出身の方だそうです。となると余計に見とかないと(笑)。

天井画を見た後は、再びロープウェイへ乗る為に山頂駅へ向かいます。

途中に鐘楼門があります。鐘を撞きたかったんですが、参拝後なので断念。参拝後に鐘を撞くのは、戻り鐘とか出鐘と言って、縁起が悪いとされているので…。

参道を歩いて行くと山頂駅が見えてきたんですが、ちょうどロープウェイが出発寸前…。急いで走って行ったんですが、それを見て出発を待っててくれました。本当にありがとうございました!なのでこの辺りの写真は無し(笑)。

帰りのロープウェイは人が少なかったのでゆっくりと景色も見られました。

舎心ヶ嶽の大師像も見られました。あの近くまで行けるらしいんですが、子供達にはまだちょっと無理そう…。いつか行ってみたいな。

ニホンオオカミ?の像なんかも見られますが、あっという間なのでこんな写真になりました(笑)。

途中、ロープウェイとすれ違ったりするんですが、その際にお互い手を振ったりなんかして、車内はかなり和やかな雰囲気。いいですねぇ。

そして山麓駅に到着。到着後は、子供達が池の鯉にえさをやったりして遊んでました(笑)。

小坊主は大師堂のしか写真に撮ってませんでした…。

鯉にえさをやった後は(笑)、二十二番札所へ向かいました。続く…。

太龍寺DATA
本尊:虚空蔵菩薩
真言:のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか
宗派:高野山真言宗
開基:桓武天皇
御詠歌:太龍の 常にすむぞやげに岩屋 舎心聞持は守護のためなり
電話番号:0884‐62‐2021
住所:徳島県阿南市加茂町龍山2
駐車場:200台(境内までロープウェイで10分)
※カーナビ等利用の場合は、名称「太龍寺ロープウェイ山麓駅」又は電話番号「0884-62-3100」で検索。
※ロープウェイ運賃等はホームページで確認して下さい。
宿坊:なし

 

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