本来は普通の記事を更新する予定でしたが、やっぱり何か書き残しておきたいと思って急遽この記事を書いています。
東日本大震災から十四年が経ちました。
このブログでも何回かは書いてるんですけど、震災から八か月経った11月の終わりに、宮城県の南三陸町へボランティアに行ってました。
その際の写真とかは過去記事に載せてあるので見て下さい。逆に見たくない方は見ないで下さい。
この経験は自分にとって大きな出来事となりました。十四年経った今でも影響を受けています。
見た光景は写真に残ってるので行ってない方にもある程度は共有出来るのですが、あの空気感はあの場所に居た人にしか分からないのです。
ボランティアに行く前は、正直、どこか遠くで起きた出来事の様な感じでした。東北って四国からはかなり遠いので。テレビの映像や写真だけでしか見た事なかったのもあり…。
しかしあの場所に立ってみると、色んな感情が沸き起こりました。言葉にはちょっと表せないです。
八ヶ月も経ってから少し行っただけなのにあんな感情になるのなら、震災直後は皆さんどんな思いだったんだろうかと。
そして自分は何て非力なんだろうかと思い知らされました。どうする事も出来ないんですよね…。
でも何か少しでも役に立てるのならと、現地での作業は一生懸命にやりました。今考えると、そうでもしないと気持ちが折れそうだったからなのかもしれません。
あと、当時ずっとボランティアをやられてる方が何人も居ると聞いてて、行く前はそうなんだぐらいにしか思ってなかったんですが、行ってみてその気持ちが少し理解出来た様な気がしました。
とにかく作業とか終わりが見えなかったんですよね…。言い方を変えれば未来が見えないって言うか…。
なので少しでも光が見えるまではずっとやり続けようとか言う気持ちになるんですよ。
あの時、ボラセンの方に明るく接して頂いたのが本当に救われました。励まさなきゃいけないのに逆に励まされて何やってるんだと自己嫌悪したりもしましたが…。
東北大震災の後もあちこちで大きな災害が起こっています。その度に非力さを思い知らされますが、それでも自分の出来る範囲で出来る事をやっていこうと思います。
いつもはくだらない記事を書いていますが、今回はちょっと感傷的になってしまいました。ごめんなさい。
明日からまたいつも通りのくだらないブログに戻りますね(笑)。
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