【お遍路に行く2】四国八十八箇所第八十五番札所・八栗寺

行ってたのは令和元年11月4日。
お遍路遠征十三回目。この日、最初のお寺です。

四国八十八箇所 第八十五番札所
五剣山 観自在院 八栗寺
(ごけんざん かんじざいいん やくりじ)

この日のお遍路はこちらの札所から打ち始めました。打ち始めの前に、八栗寺のすぐ近くにある「山田屋」さんで腹ごしらえしました(笑)。

二巡目のお遍路は足掛け6年もかかりましたが、この日で結願の予定。やっと終わるという気持ちと、もう終わってしまうのかという気持ちが半々な複雑な心境でした(笑)。

八栗寺は標高375mの五剣山の8合目付近にあります。もちろん歩いて上に上がれるんですが、ここは迷わずケーブルカーを利用します(笑)。

歩きの場合は、駅舎の横に見える鳥居の方の道から上がっていく事になります。

駅舎に到着したらすぐ出発する所だったので、待たずに乗れました!

ケーブルカーに乗るのは初めてではないんですけど、子供たちは前に乗った時の事を覚えておらず、実質初めてみたいなものだったのでワクワクしてる様でした(笑)。

途中、下りと上りのケーブルカーが行き違います。ちゃんとすれ違うんですけど、分かってても何だか怖い(笑)。

あっと言う間に山上駅に到着。4分ぐらいしか乗ってないので何だか物足りないです(笑)。

山上駅から八栗寺の方へ歩いて向かいます。本堂までは5分ぐらいでしょうか。

途中にお店があるんですが、この日は閉まってました。

てかもうしばらくやってない様な雰囲気…。一巡目のお遍路の時は開いててまねき猫が沢山あったのを覚えてます。

案内板発見。こうやって見ると広大な敷地ですよね。

先を進んでいくと、四国八十八ヶ所石仏霊場へ向かう石段が見えてきました。

新しく出来た様な感じだったので、今回はスルーしておきました(笑)。

更に先を進んでいくと、建物が見えてきました!

やっぱり建物が見えてくるとテンションが上がりますね(笑)。

朱色が鮮やかな多宝塔が見えてきました。そのすぐ近くには大師堂があります。

順序通りに参拝したかったので、一旦大師堂はスルーし、先へ進みます…。

こんな所で天津甘栗を売ってました!辺りは甘い美味しそうな匂い…。

と言う訳で、甘栗を買ってから先に進みます(笑)。

いよいよ本堂のある境内へ…。

鐘楼は鳥居を抜けてすぐの場所にありました。撞かせて頂いたんですけど、重低音の落ち着いた感じの音でした。鐘の音は落ち着きますね…。

参拝の前に、展望台の方へ行く事にしました。本堂をスルーして山門抜けた先に展望台があります。

大師像がある所が展望台です。

歩きで上がってくるとここに出るのかな?なのでお迎え大師?

ここからの眺めは絶景です…。屋島も見えました!この日は天気が良かったので気持ちよかった!

そしてやっと参拝開始(笑)。奥に見えてる山が五剣山。

元々は名前の通り5つの峰があったそうなんですが、宝永の大地震(1706年)の際に1つが崩落し、現在は4つの峰になったんだそうです。

山門を抜け、まずは手水場へ…。

手水場は山門を抜けて少し歩いた所にあります。

まずは本堂より参拝しました。

松平家の祈願寺なので葵の紋入りの幕がかけられていました!この紋を見ると控えたくなるのは自分だけでしょうか(笑)。

本堂の隣には歓喜天が祀られた聖天堂があります。商売繁盛に後利益があるそうです。

本堂と聖天堂の間には…

中将坊堂へあがる石段があります。金毘羅山の金剛坊、白峰山の相模坊、そして八栗寺の中将坊は「さぬき三大天狗」と呼ばれているそうです。

行ってみようかとも思ったんですけど、時間の関係もあり今回はスルーしました…。

次の大師堂へ参拝する前に、まずは先に納経所で御朱印を頂きました。

一巡目の時、ここで御朱印を頂くのを忘れてエライ目にあったので忘れないうちに頂いておきました(笑)。

御朱印を頂いた後、大師堂へ…。

大師堂の横には仏像が並んだスペースがありました。この横には地蔵堂もあります。

そして大師堂へ参拝しました。

御朱印は先に頂いてたので、このままケーブルカーに乗るために山上駅へ向かいました。

帰り際、多宝塔をもう一度ちゃんと撮っておきました(笑)。

ちなみに一休小僧はどこにも見当たりませんでした…。

ちょうどケーブルカーが出た後だったので、少し待つ事になりました。駅の中では温かいお茶を接待して頂きました!

下りのケーブルカーが到着。一番先に並んでたので、一番前の席をゲット出来ました!

末っ子と二人で一番前の席の風景を楽しみました。

しかしあっと言う間に到着(笑)。

次の札所へ向かう前に時間を確認すると、もう午後1時を回ってた!

「山田屋」さんへ立ち寄った事が後のスケジュールに響くという水曜どうでしょう班と同じ展開に家族で大笑い(笑)。

と言う訳で急いで八十六番札所へ向かいました。続く…。

八栗寺DATA
本尊:聖観世音菩薩
真言:おん あろりきゃ そわか
宗派:真言宗大覚寺派
開基:弘法大師
御詠歌:ほんのうを 胸の智火(ちか)にて八栗をば 修行者ならで誰か知るべき
電話番号:087-845-9603
住所:香川県高松市牟礼町牟礼3416
駐車場:普通250台、中型10台、大型10台
(八栗ケーブルの駐車場を利用・境内までケーブルで4分、下車後徒歩5分)
宿坊:なし

 

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