四国八十八箇所 第五十五番札所
別宮山 金剛院光明寺 南光坊(べっくざん こんごういんこうみょうじ なんこうぼう)
五十四番札所からは10分程で到着。
駐車場への入口が少し分かりにくく、危うく通り過ぎそうになりました・・・。
この札所は四国霊場の中で唯一、「坊」の名が付くお寺で有名。
もとは大山祇(おおやまづみ)神社の別当寺の一つで、8つ移された坊のうちの一つ。
長宗我部元親による天正の兵火でその8つの坊はすべて焼失。
後に藤堂高虎によって南光坊だけが再建されました。
しかし、太平洋戦争により、大師堂、金毘羅堂以外がまたもや焼失・・・。
現在の本堂や山門等は戦後に再建された新しい建物です。
お遍路で四国のお寺を回っていて思ったのは、意外に古い建築物が少ない事。
四国霊場自体は1200年以上の歴史があるのに何故なんだろうと思う訳です。
原因の大半は、長宗我部元親による天正の兵火で四国霊場のほとんどが焼失してしまった為。
こんな事もあり、近年は人気の長宗我部さんですが、四国では割と嫌われ者でした(笑)。
ちょっと長くなってきたのでお遍路に戻ります(笑)。
南光坊は境内の中に駐車場があります。
駐車場に車を停めた後、参拝の前に山門を見に行きました。
立派な山門は国道沿いにあります。写真は外側と内側を撮ったものです。
通常の仁王門と違い、四天王が外側と内側に配置された大きな山門です。
四天王です!大迫力!
こんな感じで参拝以外に時間を使ってしまうので、後で必ず焦る事になります(笑)。
いよいよ参拝を開始します!
道路を挟んだ向こう側に本堂、手前に大師堂があります。
本堂の隣に、薬師堂、金毘羅堂が並んで立っています。
手水場は本堂の近くにあります。
まずは本堂より参拝します。
次はまた山門側の方へ向かい、道路を渡った所にある大師堂へ参拝。
小坊主の頭が!(笑)大師堂の小坊主は写真撮るのを忘れてました・・・。
参拝後、納経所で御朱印を頂き、次の札所へ向かいました。続く・・・。
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