海洋研究開発機構(JAMSTEC)地球深部探査船「ちきゅう」一般公開

11月12日(土)、高知新港で地球深部探査船「ちきゅう」の一般公開がありました。

船内見学には事前に申し込みが必要で、しかも定員(各回700人)に達し次第、受付終了。
これはヤバイと受付開始と同時にネットで申し込み、無事チケットをゲット!(エライ!)。
まあそんなに急がなくても割と余裕があった模様です(笑)。

自分達は13:00~の一般公開へ申し込んでいたので、少し早めに着くように家を出ました。
12:00ぐらいに現地に到着したのですが、もうすでに行列が出来てた!(ビックリ!)
船の大きさにもビックリ!

デカすぎて写真に納まらない・・・。「JAMSTEC」のロゴがカッコイイですね。
ちなみに「ジャムステック」と呼ぶそうです。何の略かは自分で調べて下さい(笑)。

で、受付を済ませて行列に並びます。

行列が出来てしまってたので、13:00よりだいぶ早めに一般公開が始まりました。
このまま小一時間待たされるのかなと思ってたんですが、これは有り難かったです。

船首方面より乗船して行きます。上がった所がすでに2階建ての家ぐらいの高さがあります。

船内へ入り、順路通りに進んで行きます。部屋が沢山あって迷いそう。

いきなり階段の洗礼(笑)。ブリッジ(船橋)までひたすら階段を上がって行きます。
護衛艦の階段とは比べ物にならないぐらい快適ですが、段数が半端ない(笑)。

くじけそうになった時、この張り紙に救われました(笑)。
で、ブリッジに到着。

ブリッジ内はかなり広いです。

いろんな計器類のモニターが何台も並んで設置されてました。
ブリッジを一通り見学した後、順路通りに進み、左舷側の外通路へ。

船体より少し出っ張っているスペースがあり、そこからの眺めは中々のモノでした。

順路はここからデリック(掘削やぐら)方面へ向かいます。

このスペースからはヘリコプターデッキがよく見えました。
30人乗りの大型ヘリコプターの離発着が可能だとか。これだけでもかなり大きな建造物です。

船体側面には救助艇が設置されています。200名が一斉に避難出来るそうです。
これは左舷側ですが、右舷側にも同じものが設置されています。
何らかの原因で片側が使用不能の場合でも避難出来る様に、両方に設置しているそうです。

写真を撮ってた出っ張りのスペースを横から撮影。

かなりの高さまで上がって来てます。高所恐怖症の方はヤバイですね(笑)。
8階建てのビルの高さぐらいあるらしい…。

いよいよデリック(掘削やぐら)の近くまでやってきました。近くで見ると大迫力。
デリックは海面からの高さが121メートルあるそうです。
これは日本国内にあるあらゆる橋よりも高いため、入港できる港が限られているそう。

デリックの下には穴が開いていて、ここからドリルパイプ等を海中に降ろしていきます。

パイプラックエリアからデリックまでパイプを運搬する装置。

船室の窓から視線を感じたので振り向くと、ルフィーが居ました(笑)。

ここからまた船内へ向かいます。通路の両側にはコアビット等の展示物がありました。

いよいよ研究区画へ入って行きます。

ほんと研究室って感じですね。船の中とは思えない。

コアレプリカが展示してありました。海底より採取された地層サンプル。
縞模様みたいなのは化石だそうです。近くで見られてちょっと感激。

展示されてる機器類にはそれぞれに解説が付けられてて分かりやすかったです!

広くなってる区画には沢山の資料や機器類の展示がありました。
今まで見た事のないモノばかりで面白かったですね。写真も沢山撮りましたよ!
載せてるのはほんの一部です。さすがに全部は載せられないや・・・。

研究区画を見学後、この部屋の前を通り、右舷方面の外通路へ向かいました。

右舷側からは桂浜が見えた!

こちらにもちゃんと救助艇が設置されてました。近くで見ると思いの外デカいです。

階段を下り、途中からまた船内へ。船内を抜けて左舷の外通路へ向かいます。

居住区域には部屋が沢山!何部屋あるんだろ?

右舷から船内を抜け、左舷外通路へ。ここから船尾の方へ向かいます。

四角の穴が空いてる所にあるのがムーンプール。
掘削時にドリルパイプやライザーパイプを降ろす為にあるプールだそうです。

上を見上げるとなかなかシブい光景が広がってます。
あんまり見てると首が痛くなるけど(笑)。

船内見学はここで終わり。船尾より下船しました。

下船した時にピンパッチを頂きました!これはかなり嬉しい!

下船してすぐの所に売店があり、ちきゅうグッズが販売されていました。
それぞれが気になったモノを購入。

プラモデルも売ってた!欲しかったけど、多分作らないで置いときそうなので止めた(笑)。

一応船尾からも撮影。やっぱりデカすぎて写真に納まらない(笑)。

予想以上に大きな船で、船内も広く、展示物も充実してて見応えがありました。
こんな船は中々見る機会が無いですもんね。今回は参加出来て本当によかったです!

写真が多く、記事が長くなってしまいました。ゴメンナサイ…。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました!

 

by カエレバ

 

 



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