【お遍路に行く2】四国八十八箇所第八十番札所・國分寺

行ってたのは令和元年7月7日。
お遍路遠征十一回目。この日、最後のお寺です。

四国八十八箇所 第八十番札所
白牛山 千手院 國分寺(はくぎゅうざん せんじゅいん こくぶんじ)

七十九番札所からは車で約20分程で到着。駐車場は県道沿いにありました。

時間的にこの札所が最後だろうと言うことで、のんびりと参拝していく事にしました。

駐車場から歩いてすぐの場所に仁王門がありました。仁王門の前には立派な松の枝が横に伸びています。

仁王門を抜けると、中にも立派な松の木が参道沿いに並んでいました。

仁王門を入ってすぐの場所からミニ八十八か所巡りが出来る様になっていました。

左側からスタートして境内の中を回り、最後は右側の方に帰ってきて結願となる様です。

参道を更に奥に進んでいきます。境内はかなり広いです。正面奥に見える建物が本堂なんですが、仁王門から本堂のちょうど真ん中辺りに…

鐘楼があるんですが、梵鐘は奈良時代鋳造で創建当時のものがそのまま残っています。四国最古の梵鐘と言われています。

なんとこの梵鐘は撞くことが出来るんです!※鐘の撞き過ぎを防ぐ為、一回につき100円が必要。

せっかくなので撞かせて頂きました。奈良時代の鐘の音が聞けて感動…。

鐘楼の近くには「お迎え弁財天」がありました。「お迎え大師」はよく見ますが、弁財天のはあまり見ないです。奥に見えてる建物は閻魔堂。

本堂の手前には池があり、橋が架けられていました。

橋を渡ってすぐの場所に手水場。

本堂に到着。すぐに参拝を開始しました。

本堂は奈良時代の講堂跡に立ち、その礎石を再利用しているそうです。建物は鎌倉中期再建のもので、国の重要文化財です。

本堂に参拝した後は、大師堂の方へ向かいます。

池の脇には「お願い弁財天」がありました。

本堂横には「春日明神」。更に参道を進むと…

「縁結社」があります。縁結びの神様の様です。

他にも境内には沢山の石仏やお堂があり、とても全部は見て回れませんでした…。

大師堂の入り口付近には金ぴかの大師様が!(笑)

昔はこういう看板を見かけると子供達は必ず写真を撮ったものですが、今は全然撮らせてくれなくなりました。ちょっと寂しい(笑)。

もう色々あり過ぎて先に全然進まないので、写真だけ撮っておきました(笑)。

いよいよ大師堂へ(笑)。中はちょっと変わった造りで、大師堂と納経所が一緒になっています。建物内は撮影禁止なので写真は無し…。

大師堂へ参拝をした後は、すぐ横にある納経所へ…。

一休小僧は大師堂にしか居ませんでした…。

納経所で御朱印を頂いた後は、境内を散策しながら駐車場の方へ向かいました。

とにかく広いです(笑)。でも隅々まで整えられた境内は歩いててかなり気持ちよかったです。

今回のお遍路遠征はこの札所で打ち止め。あと残り8寺となり、いよいよ終わりが見えてきました。

無理すればあと1回の遠征でいけない事はないんですが、2回に分けてのんびり回るのもいいかなと思ってます。

なんとか今年中に結願したいです…。次回に続く…。

國分寺DATA
本尊:十一面千手観世音菩薩
真言:おん ばざらたらま きりく
宗派:真言宗御室派
開基:行基
御詠歌:国を分け 野山をしのぎ寺々に まいれる人を助けましませ
電話番号:087-874-0033
住所:香川県高松市国分町国分2065
駐車場:20台(境内に隣接・無料)
宿坊:なし

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です