【お遍路に行く2】四国八十八箇所第五十四番札所・延命寺

行ってたのは平成30年8月14日。
お遍路遠征八回目。この日、三つ目のお寺です。

四国八十八箇所 第五十四番札所
近見山 宝鐘院 延命寺(ちかみざん ほうしょういん えんめいじ)

五十三番札所からは車で約1時間弱。途中に通る海沿いの道が景色もよくていい感じでした。海水浴場みたいな所もあり、沢山の人で賑わってました。

その横を通り抜けてこちらの札所に到着(笑)。駐車場は山門の前にありました。

駐車場からすぐの場所にある山門。こちらの山門はもとは今治城の城門だったそうで、明治3・4年に今治城を取り壊した際にこちらへ移築されたそうです。

この山門の手前にもう一つ山門があります。

車の場合、この横を抜けて駐車場に向かいます。せっかくなので写真を撮ろうと歩いて引き返したんですけど、普通の山門なので、わざわざ行かなくてもいいかなと思いました(笑)。

あと、こちらの札所には梵鐘が二つあります。

一つは境内の近くにある梵鐘で、こちらは「近見三郎」の名が付けられた三代目。

もう一つは山門近くの駐車場の脇にある「近見二郎」と名付けられた二代目。こちらは除夜の鐘の時だけ撞かれるそうで、普段は「近見三郎」の方が使われているそう。

この梵鐘は、長宗我部の軍勢から自分で逃れたという伝説を持つそうなので、詳しく知りたい方は自分で調べて下さい(笑)。

あと、元は五十三番札所と同じ「円明寺」という名前だったのですが、間違えやすいとの事で明治初期に今の名前に改名されたそうです。

お寺の歴史を調べてると、いろんなエピソードなんかがあって楽しいですね。まあ境内をウロウロして興奮してるのは自分一人だけなんですけど(笑)。

山門を入ると、正面に本堂が見えます。

参道の左側に見える建物が納経所と売店。前に来た時よりかなり綺麗になってました。

確か参道沿いで今治タオルとか売ってたと思うんですけど、今はこんな感じになっています。

参拝を始める前にまずは手水場へ。手水場は山門を入ってすぐの場所にあります。

まずは本堂より参拝しました。

何故かお遍路さんが他に居なくて、貸切状態の参拝でした。

大師堂は本堂脇にある階段を上がった先にあります。

階段を上り切るとすぐ大師堂。息を整えてから参拝しました。

参拝終了後、ふと横を見て見ると…。

こんな立て札を見つけたので、そちらへ行ってみました。

供養塔がひっそりと設置されてました。一応挨拶だけしておきました…。

この後、来た階段を戻り、御朱印を頂きに納経所へ。

一休小僧は二体ともちゃんと居ました。大師堂の一休小僧はちょっと暑そう(笑)。

納経所で無事御朱印を頂いた後、五十五番札所へ向かいました。続く…。

延命寺DATA
本尊:不動明王
真言:のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うん たらた かんまん
宗派:真言宗豊山派
開基:行基
御詠歌:くもりなき 鏡のえんとながむれば 残さず影をうつすものかな
電話番号:0898-22-5696
住所:愛媛県今治市阿方甲636
駐車場:有料・20台(境内に隣接)
※駐車料金(普通車100円)は納経所で支払い。
宿坊:なし

 

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